”フェイス・フレイル” には、
眼瞼下垂手術と切開フェイスリフト、自己脂肪注入が最適です‼
加齢などに伴う顔のたるみやシワは、“フェイス・フレイル”の1症状です。顔の整容だけでなく、機能にも関わるトラブルで、どなたにでもこれらの症状が進みます。
”フェイス・フレイル”で、しばしば問題になるポイントと、その解決法は、
1) まぶたのたるみやシワ(上眼瞼下垂や下眼瞼のシワやクマ、目袋など)
⇒眼瞼下垂症手術や眼瞼のシワ取り手術
2) 顔全体のたるみやシワ
⇒切開フェイスリフト・切開ネックリフト
3) 顔の目立つ部分のへこみ(陥凹)(ほうれい線、マリオネットライン、鼻根部など)
⇒自己脂肪注入
ここでは、「眼瞼下垂とその手術治療」について詳しくご説明します。
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眼瞼下垂とは
#:上まぶたが下がって、視野が狭くなっている状態を言います。
#:見かけだけでなく、見る機能に影響を与えています。
それぞれの状態に応じた手術治療の選択が重要です。
#:眼瞼下垂には、いろいろな種類の眼瞼下垂があります。
1:加齢性の眼瞼下垂
加齢により瞼を上げる腱膜がずれてくる
加齢により皮膚がゆるんでくる
2:先天性の眼瞼下垂
生まれつき両側、片側のまぶたが下がっている
生来、目が細い
3:種々の疾患の1症状としての眼瞼下垂
顔面神経麻痺や種々の神経疾患による
4:ケガや長期にコンタクトレンズを装用したことによる(広義の外傷性)
まぶたを上げる筋肉の外傷やキズアト、長期の負担による
正しい診断によって、適した方法による手術を進めることが重要です。
くすもと形成外科クリニック
院 長 楠本 健司
〒541-0044 大阪市中央区伏見町4-3-1
スマートカーサ伏見町 2F
*電話予約は、こちらへ → 06-4256-0062
開院時間:月・水・金・土:10時〜18時
火:10時〜13時
木・日・祝日は、休診
<1: 眼瞼下垂では、どのような症状を生じる?>
*自分で感じること:
・まぶたが重い
・眼が疲れる
・両方、あるいは片方のまぶたが下がっている
・上の方が見にくい
・横の方が見にくい
・元々目が細い/目が細くなってきた
・二重が幅広くなった/多重になった/無くなった
・モノを見る時、おでこのシワが増える
・眉を上げてモノを見ている
・原因がわからない頭痛や肩こりが続く
・目の周りが老けた
*他の方から思われたり、言われたりすること:
・眠そうな目をしている
・目が細くなった/目が細い/まぶたが下がっている/まぶたが垂れている
といった症状を感じます。
このような症状に気づかれたら、くすもと形成外科クリニックにカウンセリングにお越しください。眼瞼下垂であれば、治療は保険治療です。
くすもと形成外科クリニック
院 長 楠本 健司
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<2: 眼瞼下垂の症状>
まぶたが下がって困ることは、もちろん見づらくなることです。特に上や左右の視野が狭くなり見づらくなるため、無意識に、あるいは意識して、眉(マユ)を上げたり、アゴを上げたり、首を動かして見ようとすることが多くなります。
また、他人からの見かけをよくするために努力して眉を上げる場合もあります。
知らず知らずにこのような状態が多くなったり、進むことで、目の疲れや肩こり、頭痛を生じたりすることがあります。近しい人から眠そうに見られたり、年をとった顔つきになったと自覚したりすることがあります。





<3: 診断と治療の主な流れ>
(1) 診 察
眼瞼下垂症と診断されれば、保険での眼瞼下垂症手術を適応します。眼瞼の下垂を改善することが目標になります。整容性を無視するのではなく、まぶたを開きやすくし、無理のない二重を設定し、自然な上まぶたに導きます。
なんらかの病気が原因(顔面神経麻痺や重症筋無力症など)による眼瞼下垂の場合は、その病気が落ち着いていれば手術ができます。病状によっては、担当の先生に情報を得て治療を進めます。
(2) 手術の方法
大きく3種類あり、同時に2つの内容で行うこともあります。
1)上まぶたの皮膚が下がった場合に、皮膚(と眼輪筋)を切除する。
ⅰ) 重瞼線のあたりで皮膚(と眼輪筋)を切除する。
ii) 眉下で皮膚(と眼輪筋)を切除する。
2)上まぶたを挙げる腱膜を引き出して、短く瞼板に固定する方法
(皮膚(と眼輪筋)切除と一緒に行うことが多い( 1)-i) + 2) )
3)上まぶたの縁にある瞼板を、ひたいの筋肉(前頭筋)の力で糸や自分の大腿や
側頭の筋膜を採取して引き上げる。
診察時に、まぶたの動きや高さや状態を診査し、術後を想定したシミュレーションを行います。これらの所見から、どの手術が適するかを判断して治療内容を説明します。
(3) 手術準備
・手術をすることが決まると、
日程設定
写真撮影
術前血液検査
手術の説明と手術同意書の作成など を行います。
(4) 手術の主なながれ
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あらかじめ切開予定部位とその周辺に表面麻酔を行います。
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座位で最終の切開線の印を、あるいはめどを付けます。
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手術台に横になってもらい、切開予定線とその周囲に局所麻酔注射をします。
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患部が無痛であることを確認してから、手術を開始します。
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手術は、切開 →(必要なら皮膚切除や脂肪除去)→ 剥離 → 適時止血
→ (挙筋前転法では、挙筋腱膜の瞼板への縫着)→(必要なら皮膚切除の追加)
→ 最終的な止血→縫合の順に進め、最後の縫合の段階で重瞼作成を行います。
6. 術後のまぶたの腫れや内出血を少なくするために、術後20〜30分間寝た状態でまぶたを冷やします。
(5) 手術後の経過
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手術の翌日に診察をします。
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術後1~2日目ごろ最も腫れ(はれ)が強くなります。
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術後7日目ごろに抜糸します。
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術後の腫れ(はれ)は、徐々に軽減しますが、1,2か月間続くことがあります。(特に腱膜を扱う挙筋前転法の場合は腫れ(はれ)が長引くことが多いです。)
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数ヶ月間、術後経過を診察します。
(6) 主な改善ポイント(個人や術式によって差があります)
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上まぶたを上げやすくなります。
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上や横を見やすくなります。
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目がより大きく見開くようになります。
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術前に頭痛や肩こりがあった方で、改善することがあります。
(7) 副作用・合併症の可能性
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感染、出血、内出血、皮膚溢血斑、疼痛を生じる可能性があります。
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切開・縫合した近くが腫れますが、術後数日~1週間程度でかなり落ち着きます。
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わずかな腫れは、数ヶ月続くことがあります。
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切開、縫合したところは、傷跡(瘢痕)が残ります。
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仕上がりで、わずかな左右差を生じることがあります。
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手術後は、眼球の露出が増えることでドライアイを生じることがあります。 →点眼薬などで症状改善を図ります。
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術後もこれらの経過を診ます。
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<4: むすびに>
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眼瞼下垂は、個人差がありますが、どなたにでも加齢で生じてきます。まぶたを重く感じたり、見にくくなったと感じた場合は、どうぞご相談ください。
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眼瞼下垂症と診断されると、保険での治療を行います。
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眼瞼下垂の手術によって、眼瞼が挙上しやすくなると、見やすくなり、顔つきも若々しくなります。
眼瞼下垂が気になられる方、何らかのまぶたの症状がある方は、どうぞ診察に
お越しください。